「世にも奇妙な物語2023夏の特別編」が2023年6月17日(土)21時から放送されます。
毎回豪華なキャストが出演するため、楽しみにしていた方も多いのではないでしょうか？
この記事では、世にも奇妙な物語2023夏の特別編の「視線」について
- 出演者（キャスト）
- あらすじ・元ネタ
- ネタバレと結末
- 考察
などを解説しています。
ネタバレを見たくないという方は注意してください！
世にも奇妙な物語2023「視線」の出演者（キャスト）
世にも奇妙な物語2023「視線」は池田エライザさん主演の作品で、
出演者は以下の通りです。
| 役 | 出演者（キャスト） |
| 新谷杏奈 | 池田エライザ |
| 城琢磨 | 醍醐虎汰朗 |
| 新谷さよ子 | 宮村優子 |
| 他 |
池田エライザさんは世にも奇妙な物語に初出演で初主演を務めます！
池田エライザさんは、2009年にモデルとして活動開始しますが、
その後は女優業や音楽活動、映画監督など幅広く活躍されています。
映画やテレビドラマでは、
- 貞子
- ルームロンダリング
- DORONJO/ドロンジョ
- 一礼して、キス
などで主演を務めています。
醍醐虎汰朗さんも今回が世にも奇妙な物語初出演です。
醍醐虎汰朗さんは、映画・ドラマ・舞台と幅広く活躍する若手俳優で、
アニメ映画の「天気の子」では主人公の声優もされていました。
宮村優子さんは、「エヴァンゲリオン」のアスカなどの声を担当する声優ですが、
今回20年ぶりのドラマ出演となります。
宮村優子さんの演技にも注目ですね！
世にも奇妙な物語2023「視線」のあらすじは？元ネタ（原作）も気になる！
✨情報公開①✨
6/17(土)放送決定‼️
第1弾は池田エライザさん主演の「視線」????️????️大学生の杏奈(池田エライザ)は授業中、大教室にいる全員の視線が自分に向けられていることに驚く。困惑する杏奈だったが唯一、自分から視線を外す城琢磨（醍醐虎汰朗）を見つけ…#池田エライザ#醍醐虎汰朗#みやむー pic.twitter.com/rWkjlN5ijo— 「世にも奇妙な物語」公式アカウント✨???? (@yonimo1990) May 20, 2023
世にも奇妙な物語2023「視線」は以下のようなあらすじになっています。
大学４年生の新谷杏奈（池田エライザ）はいつも通り授業を受けていると、通路を挟んだ席に座る学生がこちらをじっと真顔で凝視していることに気づく。怖くなり友人に助けを求めようと振り返ると大教室にいる全員の視線が自分に向けられていた。杏奈は尋常ではない視線の数に恐怖を覚え、教室を飛び出すが、廊下でも学生全員の視線を感じる。急いで家に帰る杏奈だが、街中でも一人残らず自分を見つめてくる。翌日もその場にいる全員からの視線を感じる杏奈は誰とも目が合わないようにうつむいていたが、唯一自分から視線を外す同じ４年生の城琢磨（醍醐虎汰朗）を見つけ……。
引用：フジテレビ
その場にいる全ての人に視線を向けられていたらかなり怖いですよね。
一体なぜこのような状況になってしまったのか、
唯一自分から視線を外す城琢磨は何者なのか、
また、感動シーンもあるとのことなので、
どういう展開になるのか楽しみですね！
「視線」には、世にも奇妙な物語のオリジナルの物語で原作はありません。
スタッフは以下の通りです。
- 脚本：エバラコウキ
- 演出：松木 創
- 編成企画：渡辺恒也、狩野雄太、長嶋大介
- プロデュース：中村亮太、村木美砂
今年の世にも奇妙な物語は夏にやるか
池田エライザの「視線」面白そう— みっちー????ヤリス???? (@michimasa0215) May 20, 2023
世にも奇妙な物語2023「視線」のネタバレと結末！
※ネタバレ注意！
大学４年生の新谷杏奈（池田エライザ）は授業中に目薬を点眼します。
すると、通路を挟んだ席に座る学生がこちらをじっと真顔で凝視していることに気付きます。
怖くなって隣にいる友人に助けを求めようと振り返ると、友人だけではなく大教室にいる全員の視線が自分に向けられていました。
杏奈は尋常ではない視線の数に恐怖を覚え、教室を飛び出しますが、廊下でも学生全員の視線を感じて怖くなります。
街中でも一人残らず自分を見つめてくる中で、急いで家に帰った杏奈がテレビをつけると放送中のドラマの出演者も杏奈を見ています。
ビックリして、杏奈は飲んだ水を吹き出してしまいます。
その時、杏奈の携帯電話に着信があり、慌てて出ると就職試験を受けた会社の担当者から不採用の連絡でした。
杏奈は翌日もその場にいる全員の視線を感じ、誰とも目が合わないようにうつむいていましたが、ただ一人だけ自分から視線を外す城琢磨（醍醐虎汰朗）を見つけました。
慌てて城琢磨を追いかけて話を聞いた杏奈は、自分の持っている目薬が点眼から3時間限定で全ての人の視線を自分に向けることができることを教えてもらいます。
安奈がかわいい形だなと思ってネットで買った目薬の裏には
「この目薬をさすと、他人の視線を独り占めできます」
と説明が書いてありました。
実は、「見られているように感じる」だけで、実際はみんなが安奈を見ているわけではない。
「一種の錯覚なんだ」
琢磨は杏奈に教えます。
3時間経ったのでまた目薬をさした琢磨は
「なぜこんなことを？」
と聞く安奈に「幸せのためだ」と答えます。
音楽ライブに行った時、推しが全員見てくれて幸せだった！と語る琢磨は、自分を見てもらえる喜びがクセになる事を伝えます。
【自分を見て欲しい人は誰だろう．．．。】
まだ子供だった頃、安奈は公園で「お母さん見てて！」と言って、鉄棒の逆上がりをお母さんに見てもらいました。
でも、その時、姉の香織が遊具から落ちて亡くなってしまいます。
杏奈は、私がお母さん（宮村優子）の視線を独り占めにしなければ…とずっと後悔しています。
実家へ帰った杏奈は、母に就活で内定をもらえなかったことを報告しました。
「お姉ちゃんなら、たくさん内定もらっただろうね」
と話す杏奈に母は「晩御飯でも食べてく？」と言って台所へ。
姉の遺影の前には母が作ったオムライスが供えられていました。
安奈はあの目薬を使ってみました。
すると、母の視線が杏奈へ。
杏奈は母親の視線を自分に向けることができたのです！
その後も、安奈はあの目薬を使っていました。
大学では、学生たちからの視線を独り占め。
何より、実家では母からの視線を独り占めできます。
安奈が明日面接だと伝えると、母は真っ直ぐ杏奈を見つめて「頑張って！」と言ってくれました。
いつの間にか安奈は3時間毎に目薬をさして、「幸せ」を感じるようになっていました．．．。
一方、
目薬を使いきった琢磨はネットで同じ目薬を買いたいけれど、売っているサイトが見つかりません。
錯覚でもいいから注目されたい琢磨は
「その目薬、譲ってほしい」
と杏奈に頼みます。
「買えないんだ．．．」
土下座までしてお願いする琢磨に安奈は
「私にも必要なんです！」
と断りますが、もみ合いになってしまいます。
通りがかりの学生たちが駆け付けて、争いを止めましたが、
「お前も、耐えられない現実が襲ってくるんだ！」
琢磨が叫びます。
実家に戻り、杏奈が夕食を食べていると
「就職が難しかったらしばらく家にいていい」
母が優しく励ましてくれました。
その時、杏奈が設定していた3時間経過のアラームが鳴りました。
安奈が慌てて目薬をさそうとすると、目薬の容器が割れていました。
「そんな．．．やっと、私のこと、見てくれたのに。」
「お姉ちゃんじゃなくて、私のこと見てくれたのに．．．」
と嘆く杏奈。
「どうしたの？」
声をかけてくれた母を安奈はおびえながら見て言いました。
「どうして私を見ているの？」
「私、ダメな子だったから。お姉ちゃんと違って何もできない子だったから。」
父親が出て行ったのも、姉が亡くなったのも全部自分のせいだと思っていた安奈。
悪いのは馬鹿で鈍くさい自分のせいだってわかっていた。
なのに、母は安奈を見てくれている。
「香織が亡くなって混乱して、安奈に冷たくしてしまって、怖くてまともに見れなかった」
母はこの数日、安奈が笑顔だったから、許してもらえたのかもしれないと思い、安奈を見続けることができたと告白しました。
母は安奈に謝りました。
そして、安奈は、もう目薬に頼らなくなりました。
杏奈が歩いていると、なぜか通行人の視線が集まりました。
「えっ！ なんで？」
そう思った瞬間、背後からナイフを持った琢磨が安奈を羽交い締めしてきました。
目薬ではない、本当の注目。。。
琢磨に羽交い締めにされながらうっとりした表情の安奈がカメラ目線になって終わりました。
世にも奇妙な物語2023「視線」の考察！
世にも奇妙な物語2023夏の特別編の「視線」では、点眼してから3時間は全ての人の視線を独占できるという魔法の目薬が登場しました。
杏奈が視線を独占したかった相手は、お母さんです。
- 罪悪感
- 後悔
- 劣等感
いろんな思いを抱えて、お母さんに見て欲しいけど見てもらえないと感じていた杏奈。
3時間限定の魔法の目薬を使って、お母さんが自分だけを見てくれるようになったと喜んだ杏奈ですが、お母さんも杏奈と同じような思いをずっと抱えていたのでしょうね。
目薬がなくてもお母さんは杏奈を見ていた！
最後、杏奈(池田エライザ)のカメラ目線に「わっ！見られてる！」と思った方も多いと思います。
でも、
そもそも視線を送っていたのは視聴者のあなたですよ！
というオチだったのではないでしょうか。
世にも奇妙な物語の視線、「結局私たちも見てるじゃん」ってオチか！怖ァァァァァ！でも面白！！
— まろ p5r移植???????? (@HanamuraGOGO315) June 17, 2023
SNSの普及などで視線を浴びることへの欲求は高まっていると思います。
親子愛や注目を集めたい心理の中だけではなく、常に視線はあります。
本当に見てほしいのは誰ですか？
視線の大切さと怖さを考えさせてくれる素敵な作品でした！
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