【JEPQ vs 日本株】為替リスクより高配当!僕が米国ETFを選ぶ理由(10回目)

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こんにちは!

JEPQ一点集中投資でセミリタイアを目指すブログ、記念すべき(?)10回目の更新です!
いつも読んでくださり、本当に励みになっています。

前回は、僕がなぜ安定感のあるダウ平均ではなく、成長期待(とリスク)のあるナスダック市場(をベースとするJEPQ)を選んだのか、という話をさせていただきました。

そこで、次に湧いてくる疑問はこれじゃないでしょうか?
「アメリカ株じゃなくて、もっと身近な『日本株』じゃダメなの?」
「わざわざ為替リスクを負ってまで、米国ETF(JEPQ)に投資するメリットって何?」

今回は、この疑問に対して、僕なりの考えを整理してみたいと思います。
もちろん、日本株にも素晴らしい企業や投資妙味はたくさんあります。どちらが良い・悪いという話ではなく、あくまで僕がJEPQを選んだ理由、という視点でお読みください。

【今回のテーマ】

  • 日本株投資の魅力と、それでも僕がJEPQを選ぶ理由
  • 気になる為替リスクと、ドルコスト平均法での向き合い方
  • 入金力低め…だからこそ配当金積み上げを楽しむ!
  • 高配当を狙う米国株 vs 日本株、僕の考え

【注意】この記事も、僕個人の見解や経験に基づいています。特定の投資対象を推奨するものではありません。投資判断は必ずご自身の責任で行ってください。

目次

魅力的な選択肢としての「日本株」投資

まず、僕も日本人として、日本株投資には多くの魅力を感じています。

  • 情報の身近さ: 日本企業のニュースや情報は、日常生活の中でも自然と耳に入ってきますし、調べやすいですよね。
  • 為替リスクがない安心感: これが一番大きいかもしれません。円で投資して、配当金も円で受け取れる。為替レートを気にしなくていいのは精神的に楽です。
  • NISAを活用しやすい: 日本の高配当株や関連ETFなら、NISA(成長投資枠)を使って非課税の恩恵を受けられるケースが多いです。
  • 応援したい企業に投資できる: 自分が普段使っている製品やサービスの会社、地元企業などを応援する意味で投資する、というのも素敵な関わり方だと思います。

実際に、日本にも配当利回りが高い優良企業や、魅力的な株主優待を提供している企業はたくさんあります。なので、「日本株で配当金生活」を目指すという戦略も、非常に理にかなっていると思います。

それでも僕が「JEPQ」(米国ETF)を選ぶ理由

では、そんな日本株のメリットを理解した上で、なぜ僕はJEPQを選んだのでしょうか?

理由1:やっぱり「分配金利回り」の魅力が勝る(現時点)

何度も繰り返して恐縮ですが、僕の投資の最大の目的は「高いインカム(分配金)を得ること」です。
その点で、僕が調べた範囲では、JEPQが(その仕組み上)目指している分配金利回りの水準は、日本の多くの高配当株やETFと比較しても、やはり魅力的に映りました。(もちろん、個別に見れば日本株にもっと高いものもあるでしょうし、JEPQの利回りも変動します)

インカム最大化を目指す上で、この期待値の差は、僕にとっては無視できないポイントでした。

理由2:やっぱり「成長期待」は米国(ナスダック)に感じてしまう

これも前回の繰り返しになりますが、長期的な経済成長のポテンシャルを考えた時に、僕の期待感は、やはりアメリカ、特にナスダック市場に向いています。
革新的なテクノロジーやビジネスモデルが次々と生まれる土壌は、残念ながら今の日本市場よりもアメリカの方に分があるように感じてしまうのです。(あくまで個人的な見解です!)

もちろん日本経済にも頑張ってほしいですが、自分の資産を増やす、という観点では、より成長が期待できる(と信じる)場所に投資したい、と考えています。

理由3:「ドル資産」を持つことの意義

日本円だけで資産を持っていると、もし将来的に急激な円安が進んだ場合、資産の実質的な価値が目減りしてしまうリスクがあります。
JEPQのような米国ETFに投資することは、結果的にドル建て資産を持つことになり、通貨の分散にも繋がります。これは、将来の不確実性に備える上での一つのメリットだと考えています。

気になる「為替リスク」とどう向き合うか?

とはいえ、米国ETFに投資する上で、最大の懸念点は「為替リスク」ですよね。
どんなにJEPQ自体のパフォーマンスが良くても、円高が進めば、円に戻した時の資産価値や受け取る分配金の円換算額は減ってしまいます。

こればっかりは、海外資産を持つ以上、避けては通れないリスクです。

では、僕はこの為替リスクとどう向き合っているか?
特別な対策をしているわけではありませんが、「ドルコスト平均法」による積立投資が、結果的にリスクへの精神的な緩衝材になっている面はあると感じています。

  • 毎月コツコツと一定額を積み立てることで、円高の時にはドルを多く、円安の時にはドルを少なく買うことになります。
  • これにより、長期的に見れば、ドルに対する円建ての平均取得コストが平準化される効果が期待できます。

【注意!】ドルコスト平均法は、為替リスクを完全に「なくす」魔法ではありません。あくまで、買付タイミングによる有利不利を平準化し、高値掴みのリスクを避けるための手法です。保有しているドル資産自体の為替変動リスクが消えるわけではありません。
ただ、「いつ買うのがベストか?」とタイミングを計るストレスからは解放されますし、円高局面でも「今は安く買えるチャンスだ」と前向きに捉えやすくなる、という精神的なメリットは大きいと感じています。

最終的には、為替なんて長期的にどうなるか誰にも分からないので、「気にしすぎても仕方ない!」と、ある程度割り切ることも大切かな、と思っています。

入金力低め、リタイアはまだ先。だからこそ「過程を楽しむ」!

さて、ここまでJEPQを選ぶ理由を語ってきましたが、ここで現実的な話をします。
僕は特別な高給取りではありません。ごく普通の労働者です。なので、毎月の入金力(投資に回せるお金)には限りがあります。

つまり、いくらJEPQの利回りが高いといっても、今の僕の投資額では、すぐにセミリタイアできるほどの分配金は到底得られません。目標達成までには、まだまだ長い年月がかかる見込みです。

でも、だからこそ、僕は結果を急がず、今のこの「過程」を楽しむことに意識を向けています。

それは、毎月振り込まれる分配金が、たとえ最初は数百円、数千円でも、コツコツと積み立てを続けることで、少しずつ、本当に少しずつ増えていくのを実感する楽しみです。

  • 「お、今月は先月よりちょっと増えたぞ!」
  • 「累計の分配金が、ついに〇万円を超えた!」
  • 「このペースなら、1年後には月〇円くらいになるかな?」

そんな風に、自分の育てている「お金のなる木」が、ゆっくりと、でも着実に成長していくのを見守るような感覚。これが、今の僕にとって、投資を続ける大きな喜びであり、モチベーションになっています。

すぐにゴールにたどり着けないからこそ、道中の景色を楽しむ。そんな心持ちで、これからもJEPQと付き合っていきたいと思っています。

まとめ:為替リスクより魅力を感じて、一歩ずつ

今回は、日本株ではなく、僕がJEPQ(米国ETF)を選んで投資している理由についてお話ししました。

  • 日本株の魅力も理解しつつ、「高配当(期待)」「成長期待(米国株)」でJEPQを選択。
  • 「為替リスク」はドルコスト平均法で精神的な安定を図りつつ、長期で向き合う。
  • 入金力は低いし、リタイアはまだ先。だからこそ「分配金の積み上げ」を楽しむ!

投資には色々なスタイルがあり、正解はありません。
大切なのは、自分が納得できる理由で、自分のリスク許容度に合った方法を選ぶことだと思います。

僕は、為替リスクという懸念材料がありながらも、それ以上にJEPQの持つ魅力に惹かれています。
これからも、焦らず、楽しみながら、毎月の分配金の成長を見守りつつ、セミリタイアへの道を一歩ずつ歩んでいきたいと思います。

皆さんは、日本株と米国株、どちらに魅力を感じますか?

それでは、また!

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