こんにちは!
JEPQ一点集中投資でセミリタイアを目指すブログ、8回目の更新です。
前回は、手取り月15万円での生活費を皮算用してみて、「うーん、結構キツいぞ…目標はもっと上だな!」と現実を思い知らされました(笑)
そうなると次に考えるのは、「じゃあ、どうやってセミリタイアに必要な資産を作るの?」ということですよね。
今回は、FIRE(早期リタイア)やセミリタイアの世界でよく聞く「4%ルール」と、それに対する僕なりの考え、そしてなぜ僕がJEPQのような少し(かなり?)リスクのある道を選んだのか、その理由についてお話ししたいと思います。
【今回のテーマ】
- 多くの人が目指す「4%ルール」の理想と現実の壁
- JEPQに期待する利回り「年8%」(※個人的な期待値です!)
- 凡人が早期リタイアするにはリスクを取るしかない?という僕の結論
ちょっと過激なタイトルかもしれませんが、僕がJEPQ一点集中投資という戦略を選んだ根幹に関わる話になります。
立ちはだかる「4%ルール」という高い壁
FIREやセミリタイアを目指す上で、一つの目安としてよく語られるのが「4%ルール」です。
これは、「年間の生活費の25倍の資産を築けば、その資産を年利4%で運用することで、元本を減らさずに生活費を取り崩していける可能性が高い」という考え方ですね。
例えば、年間の生活費が300万円なら7500万円、400万円なら1億円の資産が必要になります。
S&P500や全世界株式(オルカン)といった、歴史的に見て年平均リターンが4%以上を期待できる(あくまで過去の実績ですが)インデックス投資と組み合わせるのが、このルールの王道的な使い方です。
理論としては非常に合理的で、多くの人がこの「4%ルール」達成を目標に資産形成に励んでいます。
僕も最初は「なるほど、これを目指せばいいのか!」と思いました。
…でも、ちょっと待てよ、と。
年間生活費300万円だとしても、7500万円ですよ?
僕のような、ごくごく普通の会社員(労働者)が、毎月の給料から生活費や税金・社会保険料を支払い、その残りから投資に回せる金額なんて、たかが知れています。
一体、7500万円なんていう大金を貯めるのに、何十年かかるんだろう…?
下手したら、定年退職するまでかかっても達成できないんじゃないか…?
「これじゃあ、早期リタイアどころか、一生リタイアなんて無理ゲーじゃないか…!」
正直、計算してみて、そんな絶望感に近い気持ちになったのを覚えています。「4%ルール」は、ある程度収入が高い人や、資産形成に使える時間がたっぷりある若い世代なら目指せるのかもしれないけれど、僕のような普通の労働者にとっては、あまりにもハードルが高すぎる壁のように感じられたんです。
JEPQに見る希望の光? 期待利回り「年8%」(※保守的に見てます)
「4%ルール」でのリタイアが非現実的に思えて、途方に暮れかけていた時、僕の目に留まったのが、やはりJEPQの分配金の高さでした。
もちろん、JEPQの利回りは市場環境によって大きく変動しますし、カバードコール戦略特有のリスク(株価上昇局面でのリターン制限など)もあります。
過去には年率10%を超えるような時期もあったようですが、そんな高い利回りが未来永劫続くとは限りません。
そこで、僕は自分なりに、かなり「保守的に見積もって」、JEPQなら年率8%程度の利回り(※分配金主体で考えています)は期待できるんじゃないか?と考えました。
【超重要】これはあくまで僕個人の勝手な期待値であり、将来の利回りを保証するものでは全くありません!過去の実績は未来を保証しませんし、元本割れを含む大きな下振れリスクも当然あります!この点を絶対に誤解しないでください。
…と、最大限の注意喚起をした上で、もし仮に、年8%の利回りが実現できるとしたら?
「4%ルール」の時と比較すると、同じ年間生活費を賄うために必要な元本が、単純計算で半分になる可能性があります。(年間支出300万円なら、7500万円ではなく3750万円)
3750万円…。これも決して簡単な金額ではありませんが、7500万円よりは、ぐっと現実味が増してきますよね?
これなら、僕のような普通の労働者でも、「もしかしたら、数十年後には到達できるかもしれない!」という希望の光が見えてきた気がしたんです。
凡人がセミリタイアを目指すなら「リスク」を取るしかないのか?
「4%ルール」に基づくS&P500やオルカンへのインデックス投資は、比較的ローリスク・ローリターン(長期的に見ればミドルリターン?)な戦略と言えるでしょう。時間をかけて、市場の成長と共に着実に資産を増やしていくイメージです。
一方、僕が期待するJEPQ(の期待利回り8%)は、明らかにハイリスク・ハイリターン(期待)の戦略です。高いリターンが期待できるかもしれない代わりに、大きな損失を被る可能性も常に隣り合わせです。
「4%ルール」の壁にぶつかった僕が行き着いた考えは、
「僕のような普通の労働者が、より早く(定年を待たずに)セミリタイアという目標を達成したいなら、どこかで人より大きなリスクを取る必要があるのではないか?」
ということでした。
もちろん、安全な道(インデックス投資)をコツコツと何十年も歩み続ける、という選択も尊いものです。
でも、僕にはそこまで待てる自信がなかったし、「もっと早く自由になりたい」という気持ちが強かった。
だから、僕は分散投資のセオリーから外れることを覚悟の上で、JEPQ一点集中投資という、一般的に見れば無謀かもしれない「リスクテイク」の道を選びました。
「平均点」を目指すのではなく、大きなリターン(と、その裏にある大きなリスク)を覚悟の上で狙いにいく。それが僕の出した結論です。
もちろん、この選択が吉と出るか凶と出るかは、未来になってみないと分かりません。
怖い気持ちがないと言えば嘘になります。でも、何もしなければ、今の生活が続くだけ。
僕は、自分の可能性を信じて、リスクを取ってでも、未来を変えたいと思ったんです。
まとめ:リスクを承知で、僕は僕の道を行く
今回は、僕が「4%ルール」ではなく、JEPQへの高リスク(高リターン期待)投資を選んだ理由についてお話ししました。
- 「4%ルール」は理想的だけど、普通の労働者にはハードルが高すぎると感じた。
- JEPQに「年8%」の利回りを(保守的に)期待し、目標達成への希望を見出した。(※保証ゼロ!)
- 早期リタイアのためには、平均的な戦略ではなく、リスクを取る必要があると判断した。
【最後に念押し】JEPQの期待利回り「8%」は、何の保証もない僕個人の勝手な期待です。高いリターンには必ず高いリスクが伴います。この記事は特定の投資戦略を推奨するものでは全くありません。
僕の考え方や戦略が、万人にとって正しいわけではありません。
投資は自己責任。それぞれが自分のリスク許容度や目標に合わせて、納得のいく道を選ぶべきです。
僕は、僕が選んだこの「JEPQ一点集中」というリスクの高い道を、覚悟を持って進んでいきたいと思います。
皆さんは、どんな戦略で資産形成に取り組んでいますか?
それでは、また!
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