投資信託とは?初心者でもわかる基本のキ
投資信託(ファンド)とは、多くの投資家からお金を集め、プロのファンドマネージャーが株式・債券・不動産などに分散投資する金融商品です。1万円程度の少額から始められるため、投資初心者にとって最も入りやすい資産運用手段のひとつとして注目されています。
2026年現在、新NISAの普及により投資信託への関心はかつてないほど高まっています。しかし、国内で販売されている投資信託は6,000本以上にのぼり、「どれを選べばいいかわからない」という声も多く聞かれます。本記事では、コスト・実績・リスク分散の観点からおすすめの投資信託10本を厳選し、選び方のポイントも含めて徹底解説します。
投資信託を選ぶ際の5つのポイント
数ある投資信託の中から自分に合ったものを選ぶには、以下の5つの観点が重要です。
- 信託報酬(コスト):毎年かかる管理費用。低いほど有利で、インデックスファンドは年率0.1〜0.2%台が目安。
- 運用実績・トータルリターン:過去3年・5年の運用成績を確認する。ただし過去実績が将来を保証するわけではない。
- 純資産総額:100億円以上が安定運用の目安。資産規模が小さいファンドは繰上償還のリスクがある。
- 分散投資の範囲:国内のみか、先進国・新興国も含むグローバル分散かを確認する。
- 新NISA対応(つみたて投資枠):金融庁が認定した低コスト・長期運用に適したファンドかどうか。
【2026年版】おすすめ投資信託10選 比較一覧
以下の表は、2026年5月時点の情報をもとに作成した比較表です。
| ファンド名 | 分類 | 信託報酬(年率) | 純資産総額 | 新NISA対応 | こんな人向け |
|---|---|---|---|---|---|
| eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) | 株式型(全世界) | 約0.057% | 5兆円超 | ○ | ほったらかし・長期積立 |
| eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 株式型(米国) | 約0.09% | 6兆円超 | ○ | 米国成長に集中投資したい人 |
| 楽天・全米株式インデックス・ファンド | 株式型(米国) | 約0.162% | 1兆円超 | ○ | 楽天ユーザー・楽天ポイント活用 |
| SBI・V・S&P500インデックス・ファンド | 株式型(米国) | 約0.09% | 1兆円超 | ○ | SBI証券ユーザー |
| eMAXIS Slim 先進国株式インデックス | 株式型(先進国) | 約0.09% | 3,000億円超 | ○ | 先進国全体に分散したい人 |
| iFreeNEXT FANG+インデックス | 株式型(テック特化) | 約0.7755% | 3,000億円超 | ○ | ハイリターン狙い・攻めの投資 |
| eMAXIS Slim バランス(8資産均等型) | バランス型 | 約0.143% | 1,800億円超 | ○ | リスクを抑えたい初心者 |
| ニッセイ外国株式インデックスファンド | 株式型(先進国) | 約0.09% | 7,000億円超 | ○ | 長期積立の定番・老舗ファンド |
| 楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド | 株式型(全世界) | 約0.05775% | 3,000億円超 | ○ | 低コストで全世界分散 |
| たわらノーロード 先進国株式 | 株式型(先進国) | 約0.09% | 2,000億円超 | ○ | au証券・auじぶん銀行ユーザー |
おすすめ投資信託 各ファンド詳細解説
1位:eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
通称「オルカン」として知られる、日本で最も人気の高い投資信託のひとつです。日本を含む先進国・新興国約50カ国・3,000銘柄以上に分散投資できる点が最大の魅力。信託報酬は年率約0.057%と超低コストで、新NISAのつみたて投資枠にも対応しています。純資産総額は2026年時点で5兆円を突破し、国内最大規模のインデックスファンドとなっています。
- 月100円から積立可能(証券会社によって異なる)
- 為替リスクはあるが長期投資で平均化される
- 「世界経済全体の成長に乗る」シンプルな戦略
2位:eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
米国の主要500社に連動するS&P500インデックスへ投資するファンドです。過去10年の平均リターンは年率10%超(ドルベース)と非常に高く、世界で最も注目されるインデックスのひとつ。信託報酬も年率約0.09%と業界最低水準を維持しており、コスパ重視の投資家に絶大な人気があります。
3位:iFreeNEXT FANG+インデックス
Meta(旧Facebook)・Apple・Amazon・Netflix・Googleなど、米国を代表するビッグテック10社に集中投資するファンドです。高いリターンが期待できる反面、ボラティリティ(価格変動)も大きいためリスク許容度が高い中級者以上向けです。2026年に入っても米国テック株の強さは継続しており、攻めのポートフォリオに少量組み込む戦略が人気です。
4位:eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
国内株式・先進国株式・新興国株式・国内債券・先進国債券・新興国債券・国内REIT・先進国REITの8資産に12.5%ずつ均等投資するバランスファンドです。1本でポートフォリオが完結するため、「分散投資の仕方がわからない」という初心者に特におすすめです。
投資信託を購入できるおすすめ証券会社
投資信託を始めるには、まずネット証券口座の開設が必要です。以下の証券会社は品揃え・サービス・使いやすさの面で特におすすめです。
| 証券会社 | 取扱ファンド数 | 最低積立金額 | ポイント | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| SBI証券 | 2,600本以上 | 100円 | Vポイント・Tポイント | 国内最大手・取扱本数最多 |
| 楽天証券 | 2,500本以上 | 100円 | 楽天ポイント | 楽天経済圏ユーザーに最適 |
| マネックス証券 | 1,800本以上 | 100円 | マネックスポイント | dカード積立・米国株に強い |
| auカブコム証券 | 1,700本以上 | 100円 | Pontaポイント | au経済圏ユーザー向け |
| 松井証券 | 1,700本以上 | 100円 | 松井証券ポイント | 50歳以上のシニアにも使いやすい |
投資信託の始め方 ステップガイド
投資信託を始める手順はシンプルです。以下の4ステップで誰でも始められます。
- 証券口座を開設する:SBI証券や楽天証券などのネット証券に申し込む。本人確認書類(マイナンバーカードや運転免許証)とメールアドレスがあれば最短翌日に開設できる。
- 新NISA口座を設定する:課税口座ではなく新NISA口座(つみたて投資枠・成長投資枠)で運用することで、売却益・分配金が非課税になる。
- 購入するファンドを決める:初心者はオルカン(全世界株式)またはS&P500から始めるのが定番。まず1本に絞るのがポイント。
- 積立設定をする:月1,000円〜毎月自動積立設定にしておくことで、ドルコスト平均法の効果が得られ、相場の上下を気にせず長期運用できる。
積立設定後はほったらかしでOK。長期・積立・分散の3原則を守ることで、資産形成の確率を高めることができます。
よくある疑問 Q&A
Q:投資信託はいくらから始められますか?
多くのネット証券では月100円から積立投資が可能です。まずは無理のない金額でスタートし、慣れてきたら増額するのがおすすめです。
Q:投資信託は元本割れしますか?
はい、元本保証はありません。ただし全世界・米国株式の長期インデックス投資は、過去のデータでは20年以上の運用でほぼプラスになっています。短期での売買には向いていません。
Q:新NISAとiDeCoはどちらを優先すべきですか?
まずは新NISAを優先するのが一般的です。新NISAはいつでも引き出せる柔軟性があります。老後資金に特化するならiDeCoの節税効果も大きいため、余裕があれば両方活用するのが理想です。
Q:インデックスファンドとアクティブファンドはどちらがいいですか?
長期的なデータでは、低コストのインデックスファンドがアクティブファンドを上回ることが多いとされています。初心者にはまずインデックスファンドを強くおすすめします。
まとめ:2026年に始めるなら投資信託が最有力
2026年現在、新NISAの恩恵を最大限に活かすなら投資信託の積立投資は必須の選択肢です。特に「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」と「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」は、低コスト・高流動性・新NISA対応の三拍子が揃った最強ファンドとして多くの専門家が推奨しています。
迷ったらまずオルカンかS&P500を月1万円から積立スタート。それだけで将来の資産形成に大きな差が生まれます。本記事を参考に、今日から投資信託デビューを検討してみてください。
※本記事は情報提供を目的としており、特定の金融商品の購入を推奨するものではありません。投資はご自身の判断と責任で行ってください。

コメント