茶どころ静岡の象徴ともいえる牧之原大茶園。富士山静岡空港のお膝元というロケーションで、最近では国内外の静岡空港就航先から観光客がドッと増えています!空港に着いたら目の前がお茶畑、なんて、なんとも静岡らしいでしょう?
今回おじゃましたグリンピア牧之原は、空港から車で15分の、大茶園の中にあるお茶工場&体験施設。お茶摘み体験、お茶工場の見学、お茶教室、創作お茶料理、ショッピングが楽しめるというお茶づくしのスポットです。
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体験その1 『お茶摘み体験』~茶娘姿で挑戦します
グリンピア牧之原の魅力は、なんといっても一般の人が気軽にお茶摘み体験できること!前もって予約をすれば、茶娘衣装をレンタルして本格的な茶摘み気分を味わえます。牧之原大茶園ならではの体験です。
◆茶娘衣装のレンタル・着付け (費用500円、Tシャツ持参。要予約。羽織るだけの無料タイプもあります)
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まずは茶娘姿に変身です。Tシャツの上から絣風の着物を着せてもらいます。
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草履を履くので素足になって、ひざ下には「脚半」というカバーを付けます。茶畑を歩くとき、枝葉から足を守るためです。
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両手に日焼け止め用の「手甲」と前掛けを付けて出来上がり!
◆お茶摘み体験 (大人820円、小人[小学生以上]720円、おみやげ付き)
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5月から10月上旬まで、広~い茶園でお茶摘みが出来ます。
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無料で借りられる羽織でも、お茶摘み気分が味わえそう!
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摘んだお茶の葉は持ち帰りができます。釜煎り風煎茶やお茶の天ぷらのレシピがもらえますので、家で作ってみます!
お茶摘み体験 |
時間 |
平日11時~、土日祝日11時~と14時~の計2回。(各回約30分)
※雨天中止。
団体客は要相談。 おみやげ付き |
体験その2 工場見学~茶葉が商品になるまでをウォッチング!
グリンピア牧之原は、地元の製茶会社・喜作園が運営する施設。製茶工場はいわば"心臓部分"です。摘み取った生葉が、気軽においしく飲めるお茶になるまで、どんな"変身"を遂げるのか、工場内の見学通路からガラス越しに見学することができます。
今はほとんど機械で作られますが、昔は蒸した茶葉を「ホイロ」の上で手で揉みながら乾燥させ、お茶に仕上げていきました。
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工場入口で簡単なお茶の歴史や産地をレクチャーしてもらいました。
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手動の茶刈り機。お茶の段々畑の「段」の形って、茶刈り機のサイズによって、丸っこくなったり、ちょっと角ばったりするんですって。
体験その3 お茶教室~美味しいお茶の淹れ方に挑戦!
お茶のテーマパークに来たからには、美味しいお茶を淹れる達人になって帰りたい!ですよね。達人になれるかどうかは別として、お茶の温度による味わいの変化だけでもマスターしましょう。
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湯呑みによく沸いた熱湯を注ぎ分けます。沸騰した後、3~4分沸かし続けて、水道水のカルキ臭を飛ばすことが肝要です。
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急須に茶葉を入れ、①を注ぎます。湯呑み→急須と移動する間に、お湯が70~80℃適温に下がるのです。
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約1分間、蒸らした後、湯呑みに注ぎ分けます。少しずつ注ぎ分けることで、濃さを一定にするんですね。最後の一滴が"黄金の一滴"。絞り切るように残さず注ぎます!
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お茶は低温のお湯で淹れると甘味が、高温では渋みや苦みが強調されます。2煎目を飲む前にお菓子を食べると、ちょうどいいんですね!
お茶教室 |
体験料 |
体験料大人510円・小人[小学生以上]410円 要事前予約 |
体験時間 |
30分 |
備考 |
日本語、中国語、韓国語の案内ビデオもあります。 |
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