工芸品
駿河指物 静岡市

事業所名称 | 静岡木工芸組合 |
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産品名称 | 駿河指物 |
特徴 | 山国でもない静岡に木工産業が発達したのには、徳川家康を始めとする徳川家が深く関わっています。家康の居城駿府城、家光による浅間神社の造営の折、全国より優秀な技術を持つ大工や漆工が集められ、彼等がその後、この地に永住したのが木工発展の大きな要因となりました。 定住した彼等は技術を自分たちだけの物にするのではなく、広く地域に広めたことが今日の駿河の特産、指物工芸の発祥となったと伝えられています。 |
沿革 | 京都の指物のもつ貴族的な雅さ、江戸指物のもつ直線的で淡泊な味わいの両方の良さを持つのが駿河の指物の大きな特徴です。 江戸時代の指物師が作ったのは、大名などの道中用の机箪笥や針箱、硯箱、煙草盆等であったといいます。 漆器の木地製造を受け持っていた指物師の精巧な技術が、明治に入り鏡台づくりを契機に、一気に開花し、全国有数の家具産地と発展しました。そして今、その技術は茶道具などの製造にも生かされています。 |
お問い合せ先 | 静岡木工芸組合 〒420-0067 静岡市葵区幸町71 TEL:054-254-8702 |