工芸品
駿河雛具 静岡市

事業所名称 | 静岡雛具人形協同組合 |
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産品名称 | 駿河雛具 |
特徴 | 駿河の雛具誕生は、江戸二代将軍秀忠の東照宮、三代家光の浅間神社造営の折、全国から集まった優秀な職人が完成後も駿府に残り、木地指物、挽物、漆、蒔絵などに携わっていました。これと室町期から静岡に伝わる「ひいなはりこ」を贈る風習が結びつき誕生したと言われています。 本格的な製造が始まったのは明治15年頃で、製品としては三ッ揃、十三揃、三棚、重箱などで、全てに蒔絵が施されていました。これに明治35年頃から漆の技術が加わり、全国へと広がっていき、現在そのシェアは90%にもなっています。 |
沿革 | 御所車、箪笥、長持、鏡台などの小物だけでも40種類近く、最近の屏風や台などを含めると、大変な数があります。 駿河雛具の最大の特徴は、これらが一つひとつすべて本物と同じ工程で造られていることです。 例えば、手のひらに乗るような針箱も、引き出しがきちんと箱状に造られ、漆が塗られ、蒔絵が施されています。そこには、木工、漆器、蒔絵などの産地として栄えてきた静岡ならではの技術の集大成があります。 |
お問い合せ先 | 静岡雛具人形協同組合 〒420-0064 静岡市葵区本通7-2-10 TEL:054-252-6668 |