工芸品
焼津弓道具 静岡市

事業所名称 | 焼津弓道具 |
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産品名称 | 焼津弓道具 |
特徴 | 遠洋漁業の基地で知られる焼津は、弓道具のふるさとでもあります。 焼津弓道具は、甲斐武田氏の家臣が今川時代に、静岡に転居し矢師をはじめたのが最初といいます。その後徳川幕府の直轄地となり、有事に備えて、平民まで弓道の練習が行われ、そのため職人も多く、今日に至っています。 戦後一時期、禁止された時期がありますが、常に多くの愛好者が弓の道を楽しんでいます。 長い伝統に培われた焼津の弓道具は、彼等のかけがえのないパートナーです。 |
沿革 | 焼津市内に小川矢師という停留所があります。この一帯は矢に関する工匠、矢師が全国一集まっているところです。一人前の矢師になるには10年以上かかると言われています。
矢は篠竹の2、3年ものを用い、羽根にはワシ、タカ類の他、現在は七面鳥、ガンなどが多く使用されます。 弓を引くときに使う皮の手袋、ゆかけは、中国から輸入される鹿のなめし皮を用い、藁や松をいぶして、あの柔らかさと手になじみやすさを作り出します。 弦には麻を縒って松脂で固めて、矢筒は藤を割ったものを編んで作ります。 |
お問い合せ先 | 焼津弓道具 〒421-1215 静岡市葵区羽鳥1010-41 TEL:054-278-8046 FAX:054-277-1824 |