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春の章〜駿河の旬と静岡県の特選地酒、味競演

 

二の品・前菜

三保沖の鯛煮つけ

&里芋含ませ煮

小夜衣(さよごろも)・

特別純米ぬる燗

[菊川市]

浜松産静岡牛

サーロインステーキ・

あっさりオニオンソース

國香(こっこう)・

純米無ろ過中取り

[袋井市]

いろどり若芽酢

臥龍梅(がりゅうばい)・

純米吟醸無ろ過しずく取り

[静岡市清水]

生いか肝煮

杉錦・生もと(きもと)中取り原酒

[藤枝市]

燈台つぼ柔らか煮

白隠正宗・純米吟醸

[沼津市]

 

店主

「この時期の鯛はハラに脂がのっているので、ハラの部分を煮付けにしました。身のほうは後でお出しする鮨に使い、骨は椀汁に使います。捨てるところがないんですよ」

「煮物には燗酒が合うね。しかもぬる燗がこんなにうまいなんて…。いつも考えもせず熱々の熱燗ばかり呑んでいたけど、反省するよ」

店主

小夜衣(さよごろも)・特別純米ぬる燗「小夜衣は平成18年静岡県新酒鑑評会純米の部で県酒造組合会長賞を受賞しました。お宅でぬる燗をつけるときは、徳利のままお湯に浸して数分置き、人肌より少し熱め(40℃ぐらい)でいただくといいですよ」

「ステーキと國香の組み合わせって新鮮だよ」

店主

浜松産静岡牛サーロインステーキ・あっさりオニオンソース「ステーキは、無ろ過のように自然の甘みのある酒と一緒にいただくと、お肉の旨味を包み込んでくれるような味になります。オニオンソースにも國香を使っているんですよ。國香としょうゆを同割にし、みりん、しょうがの搾り汁、レモン汁を少々加えて火にかけ、同割の片栗粉でとろみをつけてあります」

「無ろ過中取りってどういう意味なの?」

店主

國香(こっこう)・純米無ろ過中取り「搾ったお酒はふつう、ろ過をして、もろみの滓(かす)などを取り除き、透明な酒にします。無ろ過はあえてそれをせず、搾ったばかりの酒に限りなく近い状態で味わえるんです。中取りというのは、タンクの中でも一番おいしいといわれる真ん中の部分を取り分けて瓶詰めしたものです。こういうお酒は限定本数しか出回りません」

「貴重なお酒なんだね、味わって呑まなきゃ! こっちのいろどり若芽には何が入っているの?」

店主

いろどり若芽酢「桜えび、きゅうり、わかめ、しょうが、みょうが、ゆで卵の6種を土佐酢で和えました。素材はすべて捨て酢(事前に酢で洗う)してあります」

「そのひと手間のかけ次第で、料理ってグンとおいしくなるんだね。臥龍梅(がりゅうばい)って読みにくい銘柄だけど、どんな意味?」

店主

臥龍梅(がりゅうばい)・純米吟醸無ろ過しずく取り「臥龍梅というのは、興津の清見寺で徳川家康公が植えたと伝わる梅の木です。この蔵元は地元では「静ごころ」という銘柄で知られていますが、臥龍梅は主に首都圏向けに新しく創ったブランドで、全国にファンが広がりつつあります」

客「まさに天下に撃って出た銘柄だ。沼津の白隠正宗は白隠禅師ゆかりの銘柄だろう? 静岡県には歴史にちなんだ由緒ある銘柄が多いね」

 

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